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啼鵬さんのギター四重奏曲、再演!!

昭和音楽大学
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 3年前のNHK連続ドラマ「てっぱん」の音楽を担当された啼鵬(ていほう)さんがギター四重奏のために書き下ろしてくれた曲、「板前の好む4つの食材」が再演されます!
 1月26日(日)に「スペインギター協会ニューイヤーコンサート」にて河野智美率いる「昭和音楽大学ギター・カルテット」が演奏いたします。

実はこの曲、記念すべき第1回アルトフィールド委嘱作品なんですよ。

この曲について初演時(2010年10月)に啼鵬さんがコメントしてくれていますので、紹介しますね。
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Four Ingredients The Cook Likes   / 啼鵬 (アルトフィールド委嘱作品 世界初演)
  Ⅰ.Introduction “Gizzard”
  Ⅱ.March “Spear Squid”
  Ⅲ.Intermezzo “Asparagus”
  Ⅳ.Finale “Horse Mackerel”
Four Ingredients The Cook Likes 板前の好む4つの食材
書いた事のない編成で作曲する、というのは楽しいものだ。取り掛かる前は「こんな編成で…!?」と途方にくれるのだが、書いているうちに、どうすれば良い響きになるのか、またその編成での機能的な事もみえてきたりする。と言ってもギター4本による四重奏というのは、ギターの世界においては、さして珍しいものではない。最近依頼を受けた、2台ピアノ+ヴァイオリンの方がよほど特殊だ。いや、メロフォン、ユーフォニアム、マリンバ、スネア・ドラムのために編曲した「リベルタンゴ」など、納品する事すら怖いくらい特殊だった…。話を戻すと、ご承知の通りギターは、1本で完結する楽器。例えるならばピアノに近いとも言える。しかしこれらの四重奏が、ピアノ4台と同じかというと、全く違う。大袈裟な事を言うと、ピアノは4台もあれば、魅力4倍かというとそうでなく、下手すれば半減する恐れもある。音の洪水になってしまうからだ。それとは裏腹に、ギター4本は、書いていて非常に面白かった。更に書いた事の無い編成だったので尚更だった。各楽章のタイトルは、知人の板前さんに挙げてもらった食材。最後にこの機会を作って下さった主催者、初演に携わる女性陣、そして彼女らの師である高田元太郎氏に感謝を込めて。・・・・・啼鵬
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是非聴きに来てくださいね!

Posted by G.Takada

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